2024.06.08
築46年のマンションのリノベーション工事の流れをご紹介します。
現地調査
工事予定の物件を確認できる状態の場合は、まずは現地調査を行い、採寸とご要望のヒアリングを行います。
現地調査の際には各お部屋の寸法、水廻りの配管経路や劣化状態、スイッチコンセントの位置、床の傾きや段差など、拾える情報を一気に調査していきます。
どんな暮らし方がしたいか、間取りに取り入れたいご希望など、お話をうかがいプランに反映させていきます。
築年数も経っていることから、室内は和室中心の作りです。
ここからどんなふうに変化していくか楽しみですね。
プランニング
お客様のご希望を反映しながら、間取りプランを作成します。
このマンションもともとは3LDKの間取りをしていましたが、間取り変更で2LDK+ウォークインクローゼットのある間取りへ変更。
ウォークインクローゼットは洋室2室間で行き来できるウォークスルーの形として、通気性も確保しながらお片付けがしやすいようにと、ご希望を盛り込みました。
LDKが少し狭い印象だった為、和室の一部をキッチンダイニングに取り込み、広々としたL型のLDKをプラン。リビングにはソファーを置いて、ご家族でゆったり過ごせる空間を計画。
また、このお部屋の最大の難点だったバルコニーの外置きの洗濯機は、LDKの収納内に設置することで、家事動線を改善しました。
間取り図
プランのポイント
- LDKの広さ確保の為、和室の一部ををLDKと一体に
- 洋室2は開放しやすいように2枚引き戸へ
- キッチン廻りの収納が少ない為、空間を利用して棚を新設
- 新洋室2部屋の間にウォークインクローゼットを新設
- 外置きだった洗濯機を室内に移設
- 狭いトイレを広く
- 洗面所に収納棚を新設
現地調査からプランニング迄をご紹介しましたので次回は工事の着工から完成までをご紹介いたします。